宇宙の温度は?
宇宙はとても冷たい世界です。今の宇宙の温度は、−270.4度と観測(かんそく)されています。太陽のような恒星(こうせい)の温度がいくら高くても、それぞれの星をとりまく星間(せいかん)はあまりにも大きいので光は薄(うす)まります。したがって、宇宙は冷たいのでしょう。
宇宙人は本当にいるのですか
銀河系(ぎんがけい)には2000億個の星が輝いています。その銀河系のような星の集まりが1000億あるそうです。つまり、太陽のように自分でかがやく星が少なくとも2000億個の1000億倍もあるのです。この数をみると、だれにも未知(みち)の生命体が宇宙にいることを否定(ひてい)できません。また、地球人のように高度な文明を持った生命体のそんざいも十分に考えられるのではないでしょうか。
宇宙は永遠(えいえん)に続くのですか
遠い宇宙のきょりは光年という長さではかります。
1光年は光が1年間かかって進む長さです。
地球から見てもっとも遠い天体は14000000000光年の遠くにあります。ここが私たちの宇宙のはてだと考えられています。
ところが、私たちの宇宙の外には、またべつの宇宙があると考えられています。この外の宇宙はどんなに大きな望遠鏡(ぼうえんきょう)ができたとしても、私たちには見えない宇宙なのです。
例えば、1枚の画用紙を用意したとします。画用紙に○を書いてください。今度は、画用紙をうら返して×を書いたとします。○と×をいっしょにみることはできせまん。ところが画用紙のはしを丸めてみれば、○と×の一部分を同時に見ることができます。そうなのです。宇宙より大きな人がいて、その人が宇宙を丸められるとすれば、その人は両方の宇宙を見ることができます。
このように、宇宙の外から宇宙を見ることを、次元(じげん)を超(こ)えるといいます。
次元を超えなければ本当の宇宙の広さはわからないのです。
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