銀河(ぎんが)の中心は、どのようになっているのですか
ふつうの銀河の中心は、星やガスやちりがたくさん集まっていてす。
活動銀河・かつどうぎんが(電波銀河”でんぱぎんが”・クェーサーなど、ふつうの銀河に比べて,強い電波やX線を出していたり,中心がきわめて活発な活動を示している銀河)の中心にには巨大ブラックホールがあるといわれています。活動銀河のエネルギーは、巨大ブラックホールにまわりからガスが落ちこんだ時に放たれる,重力エネルギーでまかなわれていると考えられてれています。
宇宙はいつどのようにしてできたのだろう
宇宙は、時間も空間も物もなんにもない「無」だっと言われています。ところが、およそ150億(おく)年前、宇宙の1点でゆらぎおこりました。そして、それはビッグバンとよばれる大爆発(ばくはつ)につながりました。宇宙は1000億度という超高温(ちょうこうおん)で広がりはじめたのです。
ビッグバンによって、宇宙がどんどんの広がってくると、宇宙はだんだん冷えはじめました。30万年がたつと、宇宙の温度は3000度〜4000度まで下がり、水素(すいそ)やヘリウムという、星をつくっているガスができてきました。光もまっすぐに進めるようになり、宇宙が透明(とうめい)になってきました。これを「宇宙の晴れ上がり」といっています。
「宇宙の晴れ上がり」のあと水素やヘリウムのガスのかたまりから、銀河がつくられました。赤ちゃん銀河の誕生(たんじょう)です。そして赤ちゃん銀河は、やがて1000億個以上といわれる、さまざまな銀河に成長しました。私たちが見る天の川(銀河系)は、この1000億個の銀河の一つです。
そして、それぞれの銀河の中にたくさんの星が誕生(たんじょう)しました。
私たちの太陽は、天の川(銀河系)の中の2000億個の恒星・こうせい(自分で光る星)のうちの1個にしかすぎません。
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