地球は時速(じそく)何qぐらいで、太陽の周りを回っているのですか

 地球の公転速度(こうてんそくど)は秒速(びょうそく)およそ30q、時速(じそく)およそ10万8千qです。

月の回り方と満ち欠け(みちかけ)?

 月はおよそ27日かかって地球の周りを回っています。これを公転(こうてん)といいます。
 そして、1ヶ月(約30日)かけて、満ち欠けをします。これは月が太陽の光を受けてかがやいているためです。また、月はコマのように自分で回っています。これを月の自転(じてん)といいます。地球を回る月の公転する周期と自転する周期が同じため、月はいつも同じ面を地球側に見せています。

土星の環(わ)は何なのですか

 土星の環はななめからみるとドーナッツのように土星をとりまいていますね。横からみると1本の線、はばは場所によっては数十メートルしかないそうです。実はこの環、小さな氷のかけらの集まりだそうです。ほとんどが数センチから数十センチの氷や岩石のかけらだといわれています。みかけのすごさとちがい、環にはたいへん小さな物があるだけです。もし環を作っている物を一つのかたまりにかためてしまったら、大きさはせいぜい100kmくらいにしかなりません。環を作っているかけらは、おもに水からできた氷と思われますが、あるいは表面が氷におおわれた岩石もあるかもしれません。
 なぜ環ができたのかは、土星のまわりを回っていた衛星(えいせい)一つが、土星に近づきすぎて、こなごなにこわされた破片(はへん)だとか、もともと土星ができたとき、まわりにたくさんあった小さな氷のつぶがそのまま残ったものだとか、いろいろな説(せつ)があります。

星空Q&A(大人用)へ
星空Q&A(子ども用)へ
星空Q&A科学工作サンプル集