どうして星に名前がついているのですか
星にはいろいろな名前が付いていますが、多くはギリシャ語やアラビア語、ラテン語などから神話(しんわ)や歴史的(れきしてき)なことにもとづいてつけられました。デネブ、アルタイル、ベガ、ベテルギウスなど明るくめだつおもな星にはほとんど名前がついています。それぞれ意味(いみ)があり、シリウスは「焼(や)きこがすもの」ものすごく明るいからです。カストルとポルックスはギリシア神話に登場するふたごの兄弟(きょうだい)の名前、アルタイルはアラビア語で飛ぶワシという意味だそうです。また、「すばる(プレアデス星団・せいだん)」や「南極老人星・なんきょくろうじんせい(カノープス)」など日本や中国の名前があります。
流れ星は、どうして流れるのだろう
流れ星の正体は、大きさが1oくらいのちいさなちりなのです。宇宙のあちこちに散(ち)らばっているこんなちりと秒速(びょうそく)30qの猛(もう)スピード動く地球が衝突(しょうとつ)します。衝突(しょうとつ)し、地球の引力(いんりょく)にひきよせられたちりが、空気とのまさつ熱で蒸発(じょうはつ)し光って見えるのです。ちなみに流れ星は、1秒間に19qから70qくらいの速さで、衝突(しょうとつ)、落下(らっか)します。流れ星はとても小さいので空気中で蒸発してしまい、地上には落ちてきません。
また、あるちりの種類(しゅるい)は、彗星(すいせい)の通り道にたくさん残されています。地球がそこを通ったときには、地球が掃除機(そうじき)のようにちりを吸い込んでたくさんの流れ星が飛びます。これを流星群(りゅうせいぐん)とよんでいます。
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