北極星(ほっきょくせい)はどうして動かないのですか

 私たちのいる地球は自転(じてん)といって、こまのように回転(かいてん)しています。そのため空の星は、見かけ上、動いて見えるのです。考えてみると、こまの軸(じく)の方向にある星は動きません。たしかに、北極星は、ほぼ軸の方向にあるので、ほとんど動きません。

夏、冬の星座(せいざ)はどこにあるのですか

 じつは、夏、冬の星座は昼間の空に輝(かがや)いているのです。でも1等星の1,200億(おく)倍も明るい太陽が空に見えるため、その光りが大気のちりに反射(はんしゃ)して青空となり、冬の星座は見えなくなってしまうのです。

夜しか、星はでないのですか

 昼間は1等星の1,200億倍も明るい太陽が空に見えるため、その光りが大気のちりに反射して青空となり、太陽に比べてとても弱い光の星は見ることはできないのです。

なぜ毎日、星のでる数がちがうのですか

 地球は太陽のまわりを1年かけて公転(こうてん)していますので、私たちの夜の方向の景色(けしき)が少しずつ変わっていきます。

月や星がついてきているように見えるのはなぜですか

 近くの景色は動いていくけれど、遠くの景色は動かないのとまったく同じ理由で星や月は、見る人からあまりのも遠いので、見かけのれ(視差/しさ)が小さく、ついてくるように見えるのです。

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