土星の環の大きさ?
よく目立つ環(AとB)と、薄く見える環(C)が地球から見えます。(ただし、宇宙探査機ボイジャーの写真は他にも4つの薄い環を示しています)
土星の環は一番外側からおおよそA環・B環・C環にわけられます。
A環の直径は、27万2000kmです。(土星の赤道面の直径は約12万km、ちなみに地球から月までの距離が38万km)
A環とB環の間には約4000kmのすきまがあり、これをカッシーニの間隙と呼びます。
そしてB環の幅は2万6000kmほどあり、環の中で一番明るくて、環が土星を横切るところには、土星の表面に環の濃い影ができます。
最後にC環の幅は1万6000kmで、土星面から1万4000kmの距離まで広がっています。C環は最も暗く、「ちりめん環」または「薄環」と呼ばれています。
惑星の名前の由来は?
宇宙の物質のもとは、水、金属、木、土、火であるとアリストテレスという2000年以上前のギリシャの哲学者は考えたそうです。惑星の名はそのような大昔の人々の考え方に由来しているのでしょう。
惑星の順序(太陽からの距離)は決まっているのですか
水星・金星・地球・火星・木星・土星・天王星までは決まっています。
その外側の海王星と冥王星は順序が入れかわることがあります。1979年1月22日からほぼ18年間、つまり4年前まで海王星の内側を冥王星が回っていました。今は海王星の外側を冥王星がまわっています。
火星に引力はあるのですか
万有引力といって、すべての物は引き合っていますから、火星も引力をもっています。でも、地球より小さく軽いので、表面にあるものを引く力(重力)は地球のおよそ3分の1です。体重30キロの人は10キロになってしまうというわけです。
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