１等星、２等星、３等星、どの明るさの星が一番多いのですか

　１等星（1.4等星より明るい） 　　　２１
　２等星（1.5等星〜2.4等星)　　　　６７
　３等星（2.5等星〜3,4等星)　　　１９０
　４等星（3.5等星〜4.4等星)　　　７１０
　５等星（4.5等星〜5.4等星)　　２０００
　６等星（5.5等星〜6.4等星)　　５６００

星は、どんな形をしているだろう

　実はほとんどの星の形は球なのです。でも、星はあまりに遠くにあるので小さな点になってしまします。星が☆や＊の形に、きらきらとまたたいて見えるのは地球の空気のゆらぎや人間の脳の構造によるといわれます。宇宙飛行士が見る星の光は、空気を通っていないので、明るさの違う点で、きらきらせずに光っているだけです。
　星の光がまたたくのは、流れているきれいな川の底の石がいつもゆらゆらと形を変えて見えるのと同じですね。

なぜ星は光るのですか

　星の光り方には二種類あります。
　自分で光っている星は、恒星と呼ばれ、太陽もその一つで、銀河系の中だけでも、およそ２０００億個もあります。太陽のような恒星は水素原子４個がヘリウム原子１個に変わる時にでる、ものすごい核エネルギーで光っています。
　光があたって光って見える星には、例えば、月などの衛星、水星・金星・火星・木星・土星などの惑星があります。これらのは星は、自分では光らず、太陽の光を反射して光っています。

星への距離がどうやってわかるのですか

　（地球の近くにある）同じ天体をちがった場所から見ると、ほんのわずかですが、位置がずれて見えます。これを「視差」といいます。
　簡単に言えば、物を見るとき、左の目だけで見たときと右の目で見たときの物の見え方のずれのことです。
　この見え方のずれの大きさを使って、太陽や月、惑星など、地球の近くにある星までの距離がわかります。
　また、地球が太陽の周りを回る運動の性質と水星や金星のレーザーによる距離測定からも、地球と太陽の距離を求めることができます。
　「視差」やレーザーでは、測ることのできない、もっと遠い星までの距離は、違った方法を使います。
　一般に、その星からやってくる光の色の性質を詳しく調べると、その星のもともとの明るさがわかります。それを地球からみた見かけの明るさと比べると、その星までの距離がわかります。

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