「しぼりの技法でおもしろ草木染をしよう」
1 染色液を作る
身近な植物(フキ、ヨモギ、ドクダミ、サクラ・ケヤキの枯れ枝・皮)をしっかり色が出るまで煮て、ざるで液だけをこし取ります。
2 木綿の布を豆乳に20分くらい浸して、絞って天日で干します。
3 焙煎液(布についた色がとれないように定着する液)を作ります。
@ 石灰水 市販の肥料用石灰を水に溶かします。
A ミョウバン水 焼きミョウバンを水に溶かします。
A 酢酸鉄 古釘を酢に2、3日漬けます。
4 「しぼり」という技法で布に模様が出るようにします。輪ゴムでしっかりしばったところは色が出にくくなることを利用します。
5 3の布を15分くらいをめどに染色液で煮ます。
6 焙煎液に5分ほど漬けます。
7 液をしっかりきり、水道水でよくすすぎます。
8 輪ゴムをとり、よくしぼって、アイロンをかけできあがりです。
注意!! 染色液は沸騰しています。割りばしで布を入れたり、取り出したりする時は火傷に注意しましょう。
注意!! ある焙煎液が手や割りばし、コップについたまま、違う焙煎液に漬けた布をさわると変色してしまいます。布を変えるたびによく水洗いしてください。
材料:身近な植物(フキ、ヨモギ、竹の新芽、ドクダミ、サクラ・ケヤキの枯れ枝・皮)から煮出した染色液、木綿の布、豆乳、媒染液(石灰水、ミョウバン水、酢酸鉄)
用具:割り箸、輪ゴム、コンロ、鍋、コップ、アイロン、アイロン台、安全ピン