★ 星座神話 ★

【はくちょう座】

 大神ゼウスが湖畔で水浴をしていたスパルタ王ティンダリオスの妃レダを見そめ、白鳥に化け て会いに行った姿が星座になったものです。実はこの時レダはティンダリオスの子も宿していたので、生まれたのは四人でした。レダは2つの卵を産みます。 そのうちの一つの卵から、ふたご座になっている二人の兄弟が生まれました。兄はカストル、弟はポルックスと名付けられ、ギリシャ神話を代表する英雄に育ちま した。 そして、もう一つの卵からはこれも後にトロイ戦争の原因になる美女ヘレネとトロイ戦争の総大将アガメンノンの妻になったクリタイムネストラが生まれます 。ゼウスの子として不死の生命を授けられたのはボルックスとヘレナ、そしてカストルとクリタイムネストラは死すべき人間の子とされました。